「昨日までメッセージが弾んでいたのに、今日見たら『退会済みユーザー』になってる…」
これ、マッチングアプリあるあるですよね。特にタップル（Tapple）を使っている方なら、一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。メッセージのやり取りが楽しくて、もうすぐデートという時に限って、相手が忽然と消えてしまう…。
私自身、3年間のマッチングアプリ歴の中で、何度もこの「突然の退会済み表示」に心を痛めてきました。「私が何か変なこと言った？」「もしかしてブロックされた？」なんて、必要以上に落ち込んだり悩んだりしたことも。
でも実は、相手が退会済み表示になる理由は様々。そして、ほとんどの場合はあなたのせいじゃないんです。
今日は私の体験談や友人たちから集めたリアルなエピソードをもとに、タップルで相手が急に消える理由と、その対処法をお伝えします。「次に同じことがあっても大丈夫」と思えるようになるヒントが見つかれば嬉しいです。
それでは、謎の「退会済み表示」の真相に迫っていきましょう。
■「退会済み」表示の真相を解き明かす
まず、タップルで相手のプロフィールが「退会済みユーザー」と表示される主な理由を整理しておきましょう。大きく分けると以下の4つのパターンがあります。
【理由1】相手が自分で退会した
最も多いのがこのケース。相手が自分の意思でアプリを退会したり、アカウントを削除したりした場合です。
・恋人ができた
・別のマッチングアプリに移行した
・アプリそのものに飽きた
・仕事が忙しくなった
・一旦休憩するために退会した
などなど、理由は様々。特に男性は複数のマッチングアプリを「試し」で使っていることも多いので、気分で乗り換えることも珍しくありません。
私の友人の体験談です：
「デートの約束をした翌日、相手が突然退会済みになってしまいました。LINEも交換していなかったので連絡の取りようがなく、とても落ち込んでいました。しかし1週間後、別のマッチングアプリを何気なく開いたら、その人を発見！プロフィールには『彼女ができました』と書かれていて、謎が解けました。つまり、私とデートする前に別の人と付き合うことになったんですね。少し傷ついたけど、自分のせいじゃなかったと分かって安心しました」（28歳・女性）
このように、相手の人生の変化によって、あなたとは関係なく退会することが多いのです。
【理由2】運営による強制退会（BAN）
これは意外と多いケースです。マッチングアプリの運営側が「規約違反」と判断して、相手のアカウントを強制的に削除することがあります。
強制退会の主な理由：
・他のユーザーからの通報が複数あった
・詐欺やビジネス勧誘などの不適切行為
・年齢詐称や既婚者の利用
・不適切な写真や発言
・サクラ行為が発覚した
実際の体験談を紹介します：
「マッチングして数日、とても紳士的で優しそうな男性と仲良くなりました。ところが会話が進むにつれ、『実は資産運用のアドバイザーをしていて…』と仮想通貨の話を持ちかけてきたんです。怪しいと思って返信を控えていたら、翌日見たら『退会済みユーザー』になっていました。カスタマーサポートに問い合わせたところ、『複数のユーザーから同様の報告があり、規約違反として削除しました』との回答。危ない人だったんだなと冷や汗が出ました」（32歳・女性）
こうした強制退会は、あなたのような良識あるユーザーを守るためのもの。もし相手が急に消えて「おかしいな」と思ったら、もしかしたら運営側が適切に対応した結果かもしれません。
【理由3】アカウントの一時停止
退会とは異なり、一時的に表示されなくなるケースもあります。
・本人確認の追加審査中
・システムエラーや不具合
・一定期間のアクセス制限（ペナルティ）
・アプリのアップデートや仕様変更の影響
ある女性の体験はこんな感じです：
「メッセージのやり取りが盛り上がっていた男性が、ある日突然『退会済み』表示に。でも不思議なことに、約2週間後に同じ人が再び表示されたんです！メッセージも履歴が残っていました。『どうしたんですか？』と聞いたら、『アプリを一度削除してしまって、再インストールしたら以前のアカウントが復活できた』とのこと。結局、その人とは実際に会うことになり、今でも付き合っています。あの時『もう終わり』と思わなくて良かった…」（25歳・女性）
このように、一時的な問題で「退会済み」と表示されることもあるんですね。
【理由4】ブロックと勘違いするケース
これは厳密には「退会」ではないのですが、よく混同されます。相手があなたをブロックした場合も、アプリによってはプロフィールが見られなくなったり、特殊な表示になったりします。
「タップルでブロックされると『退会済み』と表示されるの？」という疑問も多いようですが、基本的には異なる表示になります。しかし、アプリの仕様変更などで見分けにくくなっていることも。
ブロックと退会の違いを後ほど詳しく解説しますね。
■リアルな体験談から学ぶ「突然の退会」事例
ここからは、より具体的な体験談をもとに、退会のパターンとその裏側を探っていきましょう。
【体験談1】デート直前に忽然と消えた相手
26歳の美咲さん（仮名）の体験です：
「休日のランチデートの約束をした翌朝、最終確認のメッセージを送ろうとしたら『退会済みユーザー』になっていました。場所も時間も決まっていたので、約束通りカフェに行ってみたけど、もちろん相手は来ず…。LINEも交換していなかったので完全に音信不通。その日は『ひどい人だな』と落ち込んでいましたが、後日友人から聞いた話では、その人が使っていたのはサブ垢で、メインの彼女と復縁したから慌ててアプリを消したらしいんです。言い訳一つなかったのは最低ですが、元々誠実な人じゃなかったということが分かって、むしろ会わなくて良かったのかもと思うようになりました」
美咲さんのケースのように、デート直前の退会は特にショックが大きいものです。しかも連絡先を交換していなければ、完全に音信不通になってしまいます。
似たような体験をした30歳の健太さん（仮名）はこう語ります：
「金曜の夜に『明日どこで待ち合わせる？』とメッセージしたら、土曜の朝見たら退会済みになっていました。約束の時間に一応待ってみたけど、来るはずもなく…。その後しばらくモヤモヤしていたんですが、3ヶ月後、偶然街で彼女と別の男性が歩いているのを見かけました。どうやら他に良い人が見つかって、わざわざ説明するのも面倒だったから退会したみたいです。正直に『ごめん、他に好きな人ができた』と言ってくれれば、こんなにモヤモヤしなかったのに…と思いましたね」
これらの体験から学べるのは、「早めに別の連絡手段を確保しておく大切さ」でしょう。もちろん個人情報を簡単に教えるのはリスクがありますが、デートの約束をする段階では、LINEやSNSなど、アプリ外の連絡先を交換しておくと安心です。
【体験談2】投資話持ちかけ→運営BANのパターン
マッチングアプリで最も警戒すべきは、詐欺まがいの勧誘です。29歳の由紀さん（仮名）の体験：
「プロフィール写真は爽やかなスーツ姿のイケメン。『商社マン』という肩書きで、最初は普通の会話をしていました。ところが3日目くらいから『実は副業で200万円稼いでいて…』『君にも教えたい』という話になり、怪しさ満点。無視していたら翌日アカウントが消えていました。友人に話したら『それ、典型的な投資詐欺だよ』と。調べてみると同じ手口で何人も騙されていたみたいです」
こうした「怪しい人」は、多くの場合、他のユーザーからの通報が積み重なって運営側に削除されます。もし同様の経験をしたら、「自分が何か悪いことをした」と考えるのではなく、むしろアプリが安全に機能した証と捉えましょう。
33歳の拓也さん（仮名）も似た経験をしています：
「『モデルの仕事をしている』という女性とマッチング。写真も確かにモデルさんみたいでした。でも会話が進むと『実はフォロワー増やしたいからインスタ見て』と言われ、そのアカウントを見ると、怪しい商品の宣伝ばかり。明らかに勧誘目的だったので通報しました。翌日見たらその人のアカウントは消えていましたね。運営の対応は早かったと思います」
こうした体験談から分かるのは、「不自然な誘い」には要注意ということ。特に以下のような話題が出てきたら警戒信号です：
・短期間で大金を稼げる投資話
・フォロワー増やしの協力依頼
・高額な商品やサービスの紹介
・MLM（マルチ商法）の勧誘
・アダルトサイトやアプリへの誘導
相手からこうした話が出てきた場合は、運営に通報するのが正しい対応です。自分が騙されなくても、次の被害者を防ぐことができます。
【体験談3】「復活」した相手とのハッピーエンド
マッチングアプリでの出会いが、思わぬ形で実を結ぶこともあります。27歳の香織さん（仮名）の素敵な体験談：
「毎日メッセージを交換していた相手が、ある日突然『退会済み』表示に。特に悪い雰囲気もなかったので、すごくショックでした。『私が何か気に障ることを言ったのかな』と数日間落ち込んでいたんです。
ところが約2週間後、タップルを開いたら『〇〇さんからいいかも！が届きました』という通知が…。見てみるとそれは退会していたはずの彼でした！プロフィール写真もメッセージ履歴も同じ。
恐る恐る『どうしてたんですか？』と聞いてみたところ、『スマホが壊れて修理に出していた。アプリを再インストールしたら、以前のアカウントとメッセージが復活できた』とのこと。
実は彼も私のことを諦めきれず、アプリを再開した時に真っ先に私を探してくれたそうです。その後すぐに会うことになり、現在は交際8ヶ月目。彼が『退会』していた2週間がなければ、もっと早く付き合っていたかもしれませんが、その分再会できた喜びは大きかったです」
香織さんのケースのように、「退会」が必ずしも終わりを意味するわけではないことがあります。タップルでは一度マッチングした相手とは、再びマッチングしやすい仕様になっているため、再会のチャンスもあるのです。
■退会とブロックの見分け方
「相手が消えたのは退会なのか、それともブロックされたのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。タップルでの表示の違いを解説します。
【退会済みの場合の特徴】
・プロフィールページに「退会済みユーザー」と表示される
・メッセージのやり取りは残るが、相手のプロフィール写真が標準アイコンに変わる
・マッチング一覧からも相手の情報が消える
【ブロックされた場合の特徴】
・メッセージが送れなくなり、「このユーザーとはメッセージのやり取りができません」と表示されることが多い
・既読がつかない状態が続く
・検索しても相手のプロフィールがヒットしなくなる
ただし、アプリの仕様変更により、表示方法が変わることもあります。また、アプリによっては退会とブロックの表示が似ている場合もあるので、100%見分けるのは難しいこともあります。
31歳の直人さん（仮名）はこう語ります：
「ブロックと退会の違いを知りたくて、友達と実験してみたことがあります。友達にタップルのアカウントを作ってもらい、マッチングしてからブロックしてもらうパターンと、アカウントを削除してもらうパターンを試したんです。結果、微妙に表示が違いました。ブロックの場合はメッセージが送れなくなるのに対し、退会の場合は『退会済みユーザー』と明記されます。これで少なくとも『自分がブロックされたのか、相手が退会したのか』の区別はつくようになりました」
この「実験」は面白い試みですが、気になる相手がなぜ消えたのかを正確に知るのは難しいものです。それよりも「次に進む」心構えを持つことが大切かもしれません。
■もし相手が退会したら？5つの対処法
突然相手が退会してしまった時、どう対応するのが良いのでしょうか。経験者たちのアドバイスをまとめました。
【対処法1】深刻に受け止めすぎない
マッチングアプリは「出会いの確率ゲーム」とも言えます。一人の相手が消えたとしても、次の出会いがあるはず。自分を責めたり、必要以上に落ち込んだりする必要はありません。
35歳の真由美さん（仮名）の言葉：
「最初の頃は、相手が退会するたびに『私に何か問題があったのかな』と悩んでいました。でも3人目、4人目と経験するうちに、『これはよくあることなんだ』と割り切れるようになったんです。マッチングアプリは実生活よりもカジュアルな出会いの場。あまり重く考えすぎないことが精神衛生上も良いですね」
【対処法2】外部連絡先を早めに交換する
気が合う相手とは、ある程度会話が弾んだら、LINEやSNSなど、アプリ外の連絡先を交換しておくと安心です。
28歳の恵理香さん（仮名）のアドバイス：
「今では3日以上会話が続いて、これから先も話したいと思える相手には『LINE交換してもいいですか？』と聞くようにしています。相手も快く応じてくれる人なら、それだけで誠実さの証明になるし、万が一アプリ側のトラブルがあっても連絡が途絶えることはありません。デートの約束をする段階では必ず交換するようにしています」
ただし、個人情報の交換は慎重に。信頼関係ができていない段階での交換は避け、最初はLINEなど実名や電話番号が分からないツールから始めるのが無難です。
【対処法3】怪しい相手は自分から報告する
詐欺や勧誘目的と思われる相手に遭遇したら、運営に通報しましょう。それが他のユーザーを守ることにもつながります。
32歳の智也さん（仮名）の経験：
「明らかに詐欺目的と思われる女性のプロフィールを見つけて、試しにマッチングしてみたことがあります。案の定、最初の数メッセージで『投資で稼いでるから教えてあげる』という話に。すぐに運営に通報したところ、翌日には相手のアカウントが消えていました。自分の身を守るだけでなく、他のユーザーも守ることができたと思います」
【対処法4】「退会=拒絶」ではないと理解する
相手が退会した理由は、あなた個人への拒絶とは限りません。様々な人生の事情があるのです。
29歳の和樹さん（仮名）の視点：
「メッセージのやり取りが楽しくて、デートの約束までしていた女性が突然退会。ショックでしたが、1ヶ月後に偶然街で会ったんです。思い切って声をかけたら、『実は母が入院して、アプリどころじゃなくなって…』と。お互い連絡先を交換していなかったから説明できなかったと謝られました。人にはそれぞれ事情があるんだなと理解できた経験でした」
【対処法5】自分のプロフィールを見直す機会にする
何度も相手に退会されるパターンがあるなら、自分のプロフィールやメッセージの内容を見直してみるのも一案です。
34歳の修一さん（仮名）の経験：
「会話が数往復で相手が消えるパターンが続いたので、女友達に自分のプロフィールとメッセージを見てもらったことがあります。すると『写真が暗くて怖い印象』『質問ばかりで圧迫感がある』などの指摘が。改善したところ、その後は長く会話が続くようになりました。自分では気づかない点を客観的に教えてもらえて良かったです」
■タップルで「退会済み」になる理由の割合（推測）
いくつもの体験談や情報をまとめると、タップルで相手が「退会済み」表示になる理由の割合は、おおよそ以下のようになります：
・本人の都合による自主退会：約50%
（恋人ができた、他アプリに移行、忙しくなったなど）
・運営による強制退会（BAN）：約30%
（規約違反、不適切行為、通報の積み重ねなど）
・一時的なアカウント停止：約20%
（システム不具合、審査中、アプリの再インストールなど）
ブロックと見分けがつきにくいケースもありますが、基本的に表示は異なります。
■マッチングアプリあるある「退会エピソード」集
最後に、ちょっと笑えるような「退会あるある」エピソードをいくつか紹介します。マッチングアプリあるあるとして、共感できる方も多いのではないでしょうか。
【あるある1】「退会→復活→また消える」の無限ループ
27歳の奈々さん（仮名）：
「同じ人が3回も退会と復活を繰り返したことがあります。『スマホ変えた』『アプリ消した』など理由は毎回違うんですが、そのたびに『また会いたいです』と言ってくる。でも結局デートの直前になるとまた消える…。4回目の時にはさすがに『もういいです』と断りましたが、そういう『優柔不断マッチング』って意外と多いんですよね」
【あるある2】「言い訳のための退会」
31歳の大輔さん（仮名）：
「デートの約束をした女性が当日キャンセル。『今度埋め合わせします』と言いながら、翌日アカウントが消えていました。3ヶ月後、別のアプリで同じ人を発見。『覚えてる？』とメッセージしたら既読無視。どうやら『約束をすっぽかした罪悪感から逃れるための退会』だったようです。マッチングアプリの匿名性が、こういう無責任な行動を助長している面もあるのかなと思いました」
【あるある3】「戻ってきた元カレ」
26歳の瑠璃子さん（仮名）：
「タップルを始めて最初にマッチした相手が、なんと1年前に別れた元カレでした！お互い『え！？』となって、一応メッセージを交換。『元カノと別れたばかりで…』と言うので、『私があなたの元カノなんだけど…』と返したら、翌日退会済みになっていました。きっと慌てて逃げたんでしょうね（笑）。世間は思ったより狭いということを実感しました」
【あるある4】「退会は新たな出会いのチャンス？」
30歳の春香さん（仮名）：
「気になる人が突然退会してしまって落ち込んでいたら、その直後にもっと条件の良い人とマッチング。今ではその人と交際中です。後から考えると、前の人が退会してくれたおかげで新しい出会いにオープンになれたのかも。『一つのドアが閉まれば、別のドアが開く』というのは本当かもしれません」
■マッチングアプリで「消える相手」とうまく付き合うコツ
マッチングアプリで最も大切なのは、メンタルの強さかもしれません。最後に、経験者たちの声をもとに、「消える相手」とうまく付き合うコツをまとめてみました。
【コツ1】期待のハードルを下げる
最初から「運命の出会い」を期待せず、「出会いの可能性を広げる一つの手段」と考えることで、相手が消えても大きなショックを受けにくくなります。
【コツ2】「数打ちゃ当たる」の精神で
一人の相手に執着せず、複数の人とやり取りすることで、一人が消えても全てを失った感覚にならずに済みます。
【コツ3】自分の価値を見失わない
相手が退会したのは、多くの場合あなた自身の問題ではありません。自分の価値を見失わず、前向きに次の出会いを探しましょう。
【コツ4】リアルの出会いも大切に
マッチングアプリだけに依存せず、友人の紹介や趣味のコミュニティなど、リアルの出会いも大切にすることで、バランスの取れた出会いの形を作れます。
【コツ5】「消える」ことの意味を理解する
相手が消えることは、必ずしも「失敗」ではなく、「合わない人を早期に見極められた成功」とも言えます。時間と感情の無駄遣いを防ぐフィルターと捉えましょう。
