ブロックしない男性の心理 〜繋がりの糸を解読する〜

「もう終わりにしよう」そう言って別れたはずなのに、なぜかSNSでは繋がったまま。「ブロックされていない」という事実に、あなたは何を感じますか?期待?疑問?それとも、ただの気まぐれだと思いますか?

私は先日、友人との女子会で「元カレにブロックされてないんだけど、これってどういう意味?」という相談を受けました。実はこれ、意外と多くの女性が抱える疑問なんですよね。女性たちは「ブロックしない=まだ未練がある?」と期待したり、「単に面倒くさがっているだけ?」と悩んだり...。

でも実際のところ、ブロックしない男性の心理は千差万別。今日はその複雑な心の内側を、実際の体験談を交えながら掘り下げてみたいと思います。

「ブロックボタン」という小さなボタンに、こんなにも多くの意味が込められているなんて、不思議ですよね。

まず最初に考えられるのは、やはり「未練や期待がある場合」です。

先月、私の友人Aさんはこんな話をしてくれました。大学時代に付き合っていた彼氏とは卒業とともに遠距離になり、結局別れることに。でも彼はAさんのSNSをブロックしないどころか、たまに「いいね」をくれていたそう。そして半年後、彼から「最近どう?」というメッセージが。実は転職で同じ都市に戻ってくることになり、「もう一度やり直せないか」と。彼の中では、繋がりを絶たずにいることで、いつか復縁できる可能性を残していたんですね。

似たような経験をした知人もいます。片思いが実らず、自然と距離を置くようになった男性がいたのですが、彼は連絡先をブロックしませんでした。数ヶ月後、彼女の誕生日に「おめでとう」とだけメッセージを送ってきたそう。その後もたまに連絡があり、最終的に「実はずっと気になっていた」と告白されたとか。

こういった事例を見ると、ブロックしないという行動には「いつか再会したい」「関係の可能性を完全には閉ざしたくない」という心理が働いていることがわかりますね。

でも、未練があるからというだけではありません。単純に「友達としての繋がりを残したい場合」もあるんです。

私自身の経験ですが、数回デートをした後、お互いに恋愛感情は育たなかったものの、趣味が合うため「友達としてなら」と連絡を取り合っているケースがあります。彼は私の投稿に時々コメントをくれますし、共通の趣味の話で盛り上がることも。恋は実らなくても、人間関係として大切にしたいと思う気持ちは自然なことですよね。

また、社会人になってからの恋愛は、共通の友人や職場関係者がいることも多く、完全に関係を断ち切ることが難しいこともあります。「将来また仕事で会うかもしれない」「共通の友人の前で気まずくなりたくない」という配慮から、ブロックという極端な行動を避ける男性も少なくないようです。

次に意外と多いのが「相手の反応を見たい場合」です。

友人が経験した話ですが、彼女は元彼と大喧嘩の末に別れたそうです。でも彼はブロックせず、彼女のSNSをチェックしていました。彼女が楽しそうなパーティーの写真を投稿すると、その日のうちに「元気そうでよかった」とメッセージが。実は彼、彼女の反応を見て「自分がいなくても楽しそうにしている」ことを確認したかったのだとか。

自分の存在の大きさを確かめたいという、ちょっと寂しい気持ちの表れなのかもしれません。あるいは「どれくらい傷ついているか」を知りたいという、自己肯定感を満たすための行動かもしれませんね。

意外と盲点なのが「特に理由がない・気にしない場合」です。

男性は女性に比べて、別れた後のオンライン上の「関係性の整理」にそこまで意識を向けない傾向があります。私の男友達に聞いてみたところ「正直、ブロックするっていう発想自体あまりない」という答えが返ってきました。「別れたからといって、わざわざブロックする必要性を感じない」「そもそもSNSをあまり真剣に使っていない」という声も。

自然消滅的に終わった関係の場合、特にブロックという積極的なアクションを取らないことが多いようです。過去の恋愛相手のSNSアカウントが友達リストの中に埋もれているだけで、特に意識していないというケースも珍しくありません。

そして見逃せないのが「罪悪感や優しさから」ブロックしないという心理です。

以前、私の友人Bさんは彼氏から別れを切り出されました。彼はBさんをブロックしなかったばかりか、たまに様子を尋ねるメッセージを送ってきていたそう。後で彼から聞いたところによると「自分から別れを切り出した罪悪感があり、完全に関係を断ち切ることができなかった」とのこと。

「自分のせいで相手を傷つけた」という罪悪感から、せめてオンライン上でのつながりは残しておきたいという気持ちになるのは、ある意味で相手への最後の配慮なのかもしれません。「いつでも助けが必要なら連絡してほしい」という思いが、ブロックしないという形で表れることもあるようです。

「復縁の可能性を残したい(駆け引き)」という心理も無視できません。

「しばらく冷却期間を置こう」と言って別れた男性が、あえてブロックしないというケースもあります。これは「完全に終わり」ではなく「一時停止」のような感覚で、将来的な復縁を視野に入れている可能性が高いです。

知人カップルでは、お互いに少し距離を置くことになったものの、SNSはブロックせずに残していました。彼らは数ヶ月後、お互いの投稿を見て「やっぱり一緒にいたい」と思い、復縁したそうです。オンライン上で互いの近況を知ることができたからこそ、再会のきっかけができたのかもしれませんね。

でも、ここで重要なのは「ブロックしない=好意がある」とは限らないということ。

先ほども触れたように、単に面倒だからブロックしていないだけかもしれませんし、ブロックするという発想自体がない場合もあります。また、ブロックしなくても、すでに心の中ではあなたのことを過去の人として整理している可能性も十分にあります。

ある男性は「別れた彼女をブロックするなんて意地悪な感じがするから、そのままにしている」と言っていました。でも、彼女のことを思い出すこともなければ、投稿を積極的にチェックすることもないそうです。この場合、ブロックしていないことに特別な意味はないんですね。

では、もし気になる男性があなたをブロックしていない場合、どう対応するべきでしょうか?

まず大切なのは、ブロックしていないという事実だけで、相手の気持ちを決めつけないこと。SNS上の行動は、リアルな感情の一部分を反映しているに過ぎません。

もし本当に相手の気持ちを知りたいなら、軽い連絡を取ってみるのも一つの方法です。「この前話していた映画、観てきたよ」「あのカフェの新メニュー、美味しかった」など、共通の話題で自然に会話を始めてみてはどうでしょうか。相手の反応を見れば、ある程度の心理状態が見えてくるはずです。

共通の友人がいるなら、さりげなく相手の近況を聞いてみるのも良いかもしれません。「○○くん、最近どう?」と自然に尋ねてみることで、間接的に情報を得られることも。

ただし、相手が礼儀正しく応答しても、それが必ずしも復縁の意思を示すものではないことを忘れないでください。時には「ただ優しいだけ」ということもあります。

そして何より、自分自身の気持ちを大切にすること。「相手がブロックしていないから」という理由だけで、執着することは避けましょう。過去の関係にとらわれすぎると、新しい出会いや可能性を見逃してしまうかもしれません。

ブロックという行為は、デジタル時代の「関係の区切り方」の一つに過ぎません。ブロックしないことにも、ブロックすることにも、様々な理由があります。大切なのは表面的な行動だけでなく、相手との関係全体を見ることではないでしょうか。

ある友人は「元カレがブロックしなかったから復縁できるかも...」と期待していましたが、結局彼は新しい恋人ができていました。逆に、完全にブロックされていたのに、数年後に偶然再会して復縁したカップルも知っています。

人の心は複雑で、SNS上の一つの行動だけで判断できるものではありません。「ブロックしていない」という事実を過度に解釈せず、自分の人生を前向きに歩んでいくことが、結果的には良い関係を引き寄せることになるのかもしれませんね。

あなたは今、どんな「繋がり」を大切にしていますか?そして、その繋がりはあなたの心を満たしてくれていますか?それを考えることが、この複雑なデジタル時代の人間関係を紐解く鍵になるのかもしれません。